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お悩み1:女性の悩みに適した漢方薬の正しい使い方について
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   女性特有の悩みである、月経異常や不妊症などの婦人病に漢方療法が有効で、母体や胎児にも安全なことから漢方薬を使うことが多いようです。実際、漢方薬は西洋薬に比べて効果がゆっくりで、副作用も少ないのが特徴。しかし、つい最近まで健康食品ブームで中国から肥満に効果のある漢方薬が輸入され、肝障害などの副作用を起こしたことは有名です。これらの漢方薬は漢方以外に日本で使用が禁止されている劇薬が入っていたことが発覚し、結果、純粋な漢方薬とは言えないものに。漢方薬も正しいものを選び、正しい使い方を知る必要があります。
Q.1
漢方薬の投与方法は?
 漢方薬は、西洋医学を中心とした現代医療のように特定の病気や臓器に薬を投与するのとは異なり、個々の臓器そのものより全身的な観点から歪みや偏りを見て、それらを調節することを治療目標としています。したがって、必ずしも病名にはとらわれず、同じ名前でも異なった漢方薬を投与することがしばしばです。
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Q.2
具体的にどんな時に使うと効果があるのですか?
 月経異常や不妊症などの排卵障害、月経前緊張症、月経痛、冷え性、更年期障害、妊娠・産褥期の諸症状によく使用されます。産婦人科で多く用いられる漢方薬には、当帰芍薬があります。比較的体力の低下している虚証の方で、冷え症、貧血傾向で時に腹痛を訴え、温めると軽減するような時に使用されます。その他に桂枝茯苓丸や加味逍遙散、桃核承気湯などがあります。
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Q.3
副作用はありますか?
 漢方薬は西洋薬に比べ、比較的副作用が少ないものの、適合していない漢方薬を飲むと好ましくない症状がでます。その好ましくない症状として、食欲不振、胃腸障害、腹痛、下痢、発疹、ほてり、のぼせなどが報告されています。したがって、「あの人によく効いたので、同じ漢方薬を飲む」という服用の仕方は慎むべきです。
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Q.4
どのように漢方薬を選んだらいいですか?
 漢方薬を選択するには、基本的な漢方医学の知識が必要となります。漢方薬は薬局で簡単に購入できる薬ですが、同じ症状でも人によって異なるのでやはり医師や薬剤師のアドバイスを受けることをお薦めします。特に、妊娠している場合は注意が必要です。
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Q.5
効果判定および服用期間は?
 薬の効果は、内服後すぐに効果のあるものからしばらく飲み続けることが必要のものまであります。しかし、いずれにしても2週間くらいのうちには効果が現れてくるはずです。また服用期間は、一般的には3ヶ月をひとつの区切りとして再検討します。
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ワンポイントアドバイス
 漢方薬は中国を中心に二千年の歴史をもった漢方医学によって、病気に悩む数知れない貴重な人命を対象に、総合的な診断から独自の治療によって編み出したもの。さらに漢方薬は効果のあるものだけが残されてきたばかりでなく、最大の特徴として、天然物を成分としているので正しく使用すれば副作用の心配はありません。西洋薬と異なった働きで作用する漢方薬をうまく利用するとは女性にとって大きな治療の手助けになることでしょう。
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