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お悩み5:ダイエットについて
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   「ダイエット」…これは若い女性はもちろんのこと、女性なら誰もが一度は挑戦したことがあるはず。しかし、雑誌やTVで多種多様なダイエット法が紹介される今日、産婦人科の診療においても過度のダイエット法によるストレスでホルモンバランスがくずれて来院される患者さんもしばしば認められるのも現状です。
Q.1
正しいダイエットをするにはどうしたらいいの?
 まず、ダイエットを考える前に自分の体を良く知ることが大切。それは、現在の体重が標準体重であるかどうか、ということになりますが、一般的にはBMI(ボディ・マス・インデックス)によって計算します。BMIが18〜23が「普通」で、18未満が「やせぎみ」、24以上が「太め」と計算式で求めた数値によって大きく3つに分けられます。しかし、これはあくまでも体重だけでふりわけたもので肥満度を測るには不十分。最近では体重計に乗ることで脂肪率がでるものもあり、ひとつの目安としては役に立ちます。ここで忘れていけないのは、ただ体重を減らすのではなく「いかに脂肪を減らすか」です。
BMI
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Q.2
ダイエットによる問題点は?
 過度のダイエットによる悪影響にはストレスによる摂取障害があります。拒食症としては神経性食欲不振症があります。症状としては食欲がなく、極端な体重減少では骨と皮の老人のような顔になります。また、ホルモン異常をきたし、生理が来なくなり、脱毛や皮膚の乾燥もみられます。基礎体力は低下し、疲れやすく貧血にもなります。さらにイライラや無気力などの精神異常をきたすこともあります。また、過食症をきたすこともあります。ダイエットによる食事制限がストレスとなり、お菓子などのやけ食いに走ることがあります。すると太ってしまうことに怖くなり、指を口に入れて吐き出してしまったり、下剤や利尿剤を服用したりすることが、拒食症へ発展したりします。このように拒食症と過食症とはとても近い関係にあります。
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Q.3
では、どうすれば無理なくやせるの?
 一番重要なのは、ダイエットに対する正しい知識を得ることです。そしてまずは生活改善に取り組むことです。

(1)家中の食習慣を見直し、間食したり、ため食いを極力しないように心
 がけ、静かにゆっくりとよく噛んで食べて満腹サインを見逃さないこと、
 相手につられて食べないことです。
(2)バランスのよい食事をすることです。
 タンパク質、カルシウム、カロチン、ビタミンC、糖質、脂肪性エネルギー
 などの6つの基礎食品をバランス良く食べるように心がけましょう。
 目標は1日30種類以上の食品を食べること。成人女子が1日に必要な1800
 kcalはとるようにすること。糖分や塩分のとりすぎに注意することなどです。
(3)適度な運動を欠かさず行う。
 中でも、有酸素運動は脂肪を燃やすのに理想的な運動で、ウォーキングの
 ような軽い運動を長時間する事は身近で有効な手段です。
 筋力アップのような激しい運動は無酸素運動となりかえって体重の増加に
 つながってしまうので注意して下さいね。はじめから無理をしないで、
 長く続けられる自分にあったペースで続けることが大切です。

思春期の肥満の原因は、運動不足や高脂肪・高糖食から脂肪細胞を増やします。さらに間違った肥満解消法を試すことでやせにくい体にしてしまったりします。無茶なダイエットで成長期の健全な発育をさまたげてしまうことも忘れずに。
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ワンポイントアドバイス
 女性らしいプロポーションを作るのに欠かせない脂肪は、エネルギー源の貯蔵庫であり、内臓の保護や保温など体にとって重要なものです。「やせたい」という願望は思春期頃から起こりやすく、この頃からダイエットを始める人が多いようです。しかし、思春期は医学的にはやや肥満気味のほうが健康といえます。安易な考え方で無理なダイエットを行い、体調をくずさないように注意が必要です。
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