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お悩み8:双子はどうしてできるの?
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   普通は1人の妊婦さんから1人の赤ちゃんが生まれます。しかし、最近では、双子が生まれた話をよく耳にするようになりました。どうしてなのでしょうか? 今回は、双子のできるしくみや原因をお話しします。
Q.1
双子はどのようなしくみでできるのですか?
 一般的には、生理周期が28日型の方は、生理の初日から14日目に排卵(卵巣から卵が飛び出ること)が起きますが、子宮の左右にある卵巣のどちらかで排卵が起きるため、排卵されるのは通常1個となります。しかし、何らかの原因で左右またはどちらかの卵巣から2個の卵が飛び出ることがあり、これが精子と出会って受精し、子宮の中で育って双子となります。これは2卵性双生児と言われ、生まれてきた赤ちゃんの染色体は同一ではありません。したがって全く同じ顔ではなく、性別も異なることがあります。もうひとつの双子は、1個の卵が精子と出会って受精卵となり、1個の細胞から分割が始まって最初の2個になった時に、2つに分かれて成長する場合と細胞分裂を繰り返すときに普通は1人の胎児となるのが2人の胎児に成長する場合があり、これが一卵性双生児と言って、染色体が同一のため、まったく同じ顔や容姿で当然性も同じになります。
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Q.2
双子の出生率はどれくらいですか?
 双子の出産率は1974年〜1986年まで0.58〜0.65%と横ばいでしたが、翌年の1987年の0.66%を境に急上昇し、1998年には0.91%まで増加しています。

多胎出産率の年次推移グラフ
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Q.3
どうして双子が増えてきたのですか?
 人為的な原因で多くなってきました。それは不妊症治療に伴うものです。1つはなかなか卵巣から排卵が起きない場合で、大量の排卵誘発剤の使用により、多数の卵が卵巣から飛び出るため、双子や多胎になります。もう1つの原因は、体外受精によるものです。最近ではどこでもできるようになり、一般的な治療のひとつになりました。体外受精では、排卵誘発剤で卵巣を刺激して、たくさんの卵を採取します。採取した卵に精子をかけ、受精卵にします。その後この受精卵を子宮にもどすのですが、妊娠率を上げるため以前では受精卵を子宮に3〜5個もどしていたため、結果的に多胎妊娠となりました。最近では多胎妊娠を防ぐため、3個までを子宮にもどすことになり、多胎妊娠の確率は減少してきました。しかし、場合によっては子宮にもどした3つの受精卵が順調に成長して三つ子となることもあります。 双胎における不妊治療の割合グラフ
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Q.4
双子の出産は大変ですか?
 たしかにお産が一度で済むため、楽だと考える方もみえますが、けっして楽なものではありません。子宮は1人の赤ちゃんを育てるように出来ている器官です。したがって、子宮が早期に収縮を来たし、早産となったりします。また、2人分の栄養も取らなくてはならず、貧血にもなりやすくなります。また、妊娠中毒症にもなりやすくなります。帝王切開になる可能性も高くなります。
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ワンポイントアドバイス
 双子は本来、非常にまれな現象でした。しかし、最近の不妊治療の向上に伴い、人為的な双子が増えてきました。しかし、これはやむを得ない結果として生じたことであり、本人にとって好きで双子を生むことになったのではありません。1人の子供を生むことは大変な気力や体力が要ります。まして双子ではなおさらです。がんばっている妊婦さんや小さなお子さん連れのお母さんを応援してください。
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