indexへ
ごあいさつ
診療のご案内
お産について
女性の医学
施設のご案内
教室について
当院での取り組み
女性の医学
お悩み12:若年者の子宮がん検診について
イメージ
   最近、若年者の子宮がんが増加の傾向にあると言われています。がんの原因も含めてがん検診の重要性について考えてみました。
Q.1
子宮がんとは?
 子宮がんには、場所によって子宮頸(けい)がんと子宮体がんに分けられます。子宮頸がんは子宮体がんと比較して約2倍に認められ、徐々に患者は減少しています。
 推計によると子宮頸がんは国内で年間約7,000人の新たな患者が出ており、約2,000人が死亡しています。30〜40代の患者が多く、40歳以上では年々減少する一方、20代で急増しています。このため厚生労働省は昨年4月から子宮頸がんの検診対象を、30歳以上から20歳以上の女性へと広げました。また、子宮体がんはもともと高齢者に発生していましたが、より高齢化の傾向にあり、最近増加してきています。

子宮頸がん図

子宮体がん図
過去の記事わく
Q.2
子宮頸がんの原因は?
 子宮頸がんの多くはヒトパピローマウィルスの感染した部分が何らかの原因でがん化することがわかってきました。さらにヒトパピローマウィルスはいろいろなタイプに分類されており、がん化しやすいタイプとがん化しにくいタイプに分けられます。一般にヒトパピローマウィルス感染による尖(せん)形コンジローマという外陰部のいぼの大部分はがん化しにくいタイプといわれています。このヒトパピローマウィルス感染にかかりやすい環境としては、多数のセックスパートナーとのかかわりや性体験の早熟化があげられ、子宮頸がんが若年者に増加傾向にある原因と考えられています。
過去の記事わく
Q.3
子宮がん検診の必要性は?
 子宮頸がんによる死亡率は、1950〜1970まで胃がんにつづいて第2位でしたが、最近では第8位と減少しています。しかし女性のがんのなかで子宮がんにかかる順位は、乳がんや胃がんにつづき第3位と依然高い位置にあります。また、社会環境の変化により20代での患者が増加してきています。したがって20代の子宮頸がん検診の必要性が増してきました。
過去の記事わく
Q.4
子宮頸がんの治療は?
 子宮頸がんが初期で子宮頸部に限局している場合、子宮をそのままにしておきたいときは一部を切除しますが、子供を作る予定がなければ子宮のみを切除します。もう少し進むと、子宮のみならず、がんが転移しやすい周囲のリンパ節や子宮と骨盤とをつないでいる部分を切除し、さらに放射線療法や抗がん剤の投与が必要になることもあります。
過去の記事わく
ワンポイントアドバイス
 子宮がん検診は胃がん検査のように胃カメラをのんだり、造影剤を飲んで行う胃透視検査のような時間と苦痛をともなう検査ではありません。もちろん産婦人科にかかることは非常にはずかしいことではありますが、子宮頸がん検査では子宮の口を綿棒で擦るだけなので短時間で済みます。がんは怖い病気ですが早期に発見できれば子宮を切除することはなく、治療後子供を生むこともできます。以前は30歳以上の方に子宮がん検診を受けるように勧めていましたが、20歳以上の方も受けることをお勧めします。
過去の記事わく
 
 
戻る UP
Copyright(c) Hanabayashi Ladies Clinic all rights reserved.