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予防接種とは、目的の病気にかからないように感染を防いだり、もし病気にかかっても重症にならないように体の中に病気に対する抵抗力(免疫)をつけることが目的です。
予防接種に用いられる薬液を、ワクチンといいます。ワクチンには、病原性を減じた病原体そのものを用いる生ワクチン、死滅した病原体を用いる不活化ワクチン、毒素の毒性を失わせて免疫原性のみを残したトキソイドなどがあります。生ワクチンは長期にわたり免疫が持続されやすいなどの利点がありますが、一方弱毒の程度により本来の疾患の臨床反応が出現したり、強毒株に突然復帰する可能性があります。不活化ワクチンは、免疫の持続が短いため免疫効果を維持するために複数回あるいは定期的に追加して接種を行わなければなりません。
また、予防接種には、法律のもとにすべての人に接種を勧めている定期接種(結核やジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ、麻しん、風疹、日本脳炎、インフルエンザ[65歳以上、一部の60〜64歳の対象者])と、法律では接種が規定されていませんが必要に応じて接種が可能な任意接種(インフルエンザ、おたふくかぜ、水痘、B型肝炎、肺炎球菌、A型肝炎、狂犬病)とに分けられます。 |