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お悩み17:ピル(避妊薬)ってどう使うの?
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   最近では、避妊目的でピル(経口避妊薬)を使用する方が増えてきました。今回はなぜピルが若者に支持されているのかも踏まえて考えてみました。
Q.1
避妊方法にはどんなものがあるの?
 一般的に女性主体の避妊法として避妊リング、ピル(経口避妊薬)、基礎体温法(荻野式)、卵管結紮、男性主体の避妊法としてはコンドームなどがあります。最も避妊効果があるものは避妊リングとピルですが、避妊リングは出産経験のある方が対象となるため、若い方はピルが一般的に使われます。
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Q.2
ピルの特徴と成分は?
 若い女性の多くに支持されているのがピルです。その特徴は、高い避妊率と使用方法が簡単で、すぐに服用を中止可能なのが特徴です。また、気軽に始めるには値段も安いこともあります。最近では低容量ピルが販売されており、副作用も少なくなってきています。また、女性主体の避妊法で性感をそこねないことも利点です。
 ピルの成分は卵胞ホルモンと黄体ホルモンという二つの女性ホルモンが少量ずつ含まれている錠剤です。ピルに含まれているホルモンと卵巣でつくられるものはほぼ同じものなので、ピルを服用していると脳はホルモンが分泌されていると勘違いして排卵を促す指令を出さなくなります。その結果、排卵がストップし避妊が可能になるわけです。
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Q.3
ピルの飲み方は?
 服用の際に大切なのは、毎日ほぼ同じ時間帯に1錠服用することです。一般的には21錠ピルと28錠ピルがあります。基本的には、21日間内服後7日間の休薬となりますが、飲み忘れを防ぐためにブラセボ(女性ホルモンが入ってないもの)が7日間あるものが28錠ピルとなります。したがって28錠ピルはずっと飲み続ける必要があります。また、28錠ピルではブラセボを服用している間、21錠ピルでは7日間の休薬時期に、月経に似た出血がおこります。
 
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Q.4
ピルに副作用はあるの?
 つわり症状として、ピルを飲み始めて1〜2週間の間は、軽度の吐き気や乳房の張りなどのつわり症状があらわれることがあります。また、頻度は少ないですが、血栓症や脳卒中、心臓発作などの副作用があり、このような疾患を持っている方は使用できません。さらに、タバコはピルによる血栓症を増大するため、特に35歳以上の女性では禁煙が必要となります。しかし、体重増加やにきびなどはでてきません。また、ピルを飲み始めには月経以外にも出血をみとめることがありますが、飲み続けることにより2〜3ヶ月でほとんどみられなくなります。
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Q.5
定期検査は?
 定期的な血液検査と子宮癌検診を受けることをお勧めします。
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Q.6
ピルの副効果は?
 ピルが非常に高い避妊効果をもつことはよく知られていますが、ピルを服用することによって他にメリットがあることが、最近注目されています。その例として、生理痛の軽減、月経時の貧血の改善、卵巣がんや子宮体がんの発症の危険性の低下、月経前の症状の改善、にきびの改善などがあげられます。さらに、子宮内膜症の予防や生理の日をずらしたり、緊急避妊の方法として使われることがあります。
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ワンポイントアドバイス
 若年者にとって避妊は重要な問題です。ピルは高い避妊率と使用方法が簡単で、すぐに服用を中止可能なのが特徴です。女性主体の避妊で性感を損ねないことは大きな利点です。しかし、性感染症を防ぐことはできません。また、保険が効かないのも事実です。うまく利用すれば女性の強い味方になります。
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