indexへ
ごあいさつ
診療のご案内
お産について
女性の医学
施設のご案内
教室について
当院での取り組み
女性の医学
お悩み18:男女の産み分けについて
イメージ
   男女の産み分けは、晩婚化と少子化という現代の社会情勢により、関心が高くなってきています。今回は、一般に行われている産み分けについて考えてみました。
Q.1
男女の産み分けって、できますか?
 現代の生殖医療を応用すれば男女の産み分けは100%可能となります。しかし、倫理的観点から特別な症例を除いては認められていません。
 今行われている男女産み分け法は酸アルカリ法と言われるものが主流です。これは、あくまでも自然妊娠の延長線上に立ち、科学的根拠に基づき、工夫を加えたもので、約80%の成功率を得ています。
 赤ちゃんが男の子か女の子に決まるのは、性染色体によって決定されます。
 
精子と卵子が受精して赤ちゃんになるのですが、卵子の性染色体はX染色体のみです。精子はXとY染色体の2種類があります。つまり、卵子のX染色体と精子のX染色体とが受精すると女子になりますが、卵子のX染色体と精子のY染色体が受精すると男子となります。従って、男女の産み分けにはX染色体の精子とY染色体の精子の特性が重要となります。
過去の記事わく
Q.2
実際はどうなのですか?
 X染色体の精子の特徴は、酸性に強く、Y染色体の精子より寿命が長く、数が半分しかなく、泳ぐ速度がゆっくりです。Y染色体の精子は、アルカリ性に強く、X染色体の精子より寿命が短く、数が多く、泳ぐ速度が早いという特性があります。
 また、精子はもともとアルカリ性ですが膣内は酸性に保たれています。しかし、卵子が卵巣から飛び出す排卵直前は、最も妊娠しやすい環境で子宮の入り口の粘液が増えて粘調となり精子が通過しやすくなりますが、その粘液はアルカリ性で膣内がアルカリ性になります。
 したがって女の子がほしい場合は、排卵2日前にセックスをおこなうことがベストで、夫は前戯を控えて、妻の快感が高まる前に膣の浅いところで精子を出します。男の子がほしい場合は、排卵直前のセックスで、十分な前戯と妻が何度もオルガニズムに達するようにセックスに時間をかけ、膣の深いところで精子を出すことをこころがけることです。
 また、膣内の酸性やアルカリ性を高めるためにセックスの前に医療機関での酸性にする酢酸やアルカリ性にするメイロンで膣を洗浄したり、セックスの前にピンクゼリーやグリンゼリーを使用することもあります。酸アルカリ法とは別の方法としては、燐酸カルシウムの内服で男の子が生まれる可能性が高いことを利用する場合もあります。
過去の記事わく
Q.3
問題になることはありますか?
 酸アルカリ法や燐酸カルシウムの内服は、成功率が約80%であることです。そして、実際に性別がわかるのは妊娠の20週以降で、中絶することもできなくなります。排卵日を正確に知る必要がでてきます。また、すぐに妊娠するとは限りません。基礎体温をつけたり、医療機関で排卵の時期を見てもらう必要がある場合もあります。また、成功率を高めるために、膣の洗浄やピンクゼリーまたはグリンゼリーの購入のため医療機関に受診する必要もあります。また、決められた時期のセックスのため、ご主人の禁欲期間やセックスの方法も含めて協力が必要となります。燐酸カルシウムの場合は少なくとも3ヶ月間飲み続けてからの子づくりとなります。また、その後妊娠するまでずっと飲み続ける必要もあります。しかし、妊娠後の奇形率は、自然妊娠と変わりありません。
過去の記事わく
ワンポイントアドバイス
 産み分けに挑戦した結果、どちらの性であっても失望しないで下さい。この世で唯一の自分の血を分けた子供なのです。
過去の記事わく
 
 
戻る UP
Copyright(c) Hanabayashi Ladies Clinic all rights reserved.