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お悩み20:女性の貧血について
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   女性は男性に比べ貧血になることが多いと言われています。今回はその原因と対策についてお話します。
Q.1
貧血とは?
 赤血球の成分であるヘモグロビン(血色素)が少ない状態を言います。これは次のように分類されます。
 赤血球の成分となる鉄が不足しておこる鉄欠乏性貧血、赤血球を作る骨髄そのものが障害を受けて赤血球が十分に作られなくなったために起こる再生不良性貧血、骨髄で赤血球が作られる際に必要なビタミンB12や葉酸が欠乏した結果、赤血球の生産が減っておこる悪性貧血、赤血球が壊されておこる溶血性貧血。大けがや手術、大量の出血などで一時的に赤血球を失う場合や胃潰瘍、痔、過多月経などで長時間少しずつ出血する場合に生じる失血性貧血などがあります。
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Q.2
女性に多い貧血とは?
 女性の貧血の大部分を占めるのが、ヘモグロビンの材料となる鉄が不足して起こる鉄欠乏性貧血です。さらに、鉄欠乏性貧血となる根本原因は、失血性貧血であることが多いようです。
 女性は男性に比べ赤血球の数が少ないうえに、毎月、月経によって少しずつ血液が失われます。さらに、妊娠・授乳中は子供を育てるために、通常より余分に鉄分が必要となります。
 女性特有の病気で貧血になるものには、生理の多くなる疾患として、子宮筋腫や子宮内膜症による過多月経があります。不正出血が続く場合は、10代から20代前半にかけての時期と閉経時期の卵巣機能不全による生理不順があります。また、ストレスなどによる生理不順でも不正出血を認めることがあります。極端なダイエットが鉄分不足の原因になることもあります。他の原因としては、痔の出血、胃潰瘍や胃炎による出血でも貧血になります。
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Q.3
貧血症状は?
 貧血の症状としては、疲れやすい、だるい、めまい、頭痛、微熱、耳鳴り、肩こり、動悸、息切れ、顔面蒼白などです。
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Q.4
貧血対策は?
 貧血は徐々に進むことが多く、その状態になれてしまって放置しがちになります。しかし、放っておくと、かなりの貧血になっていることもあります。まず、貧血が何の原因で起こったかを調べることです。そのためには、内科や産婦人科を受診して原因を調べてもらう必要があります。生理の量も自分の生理の量が他人と比べ多いかどうかわからないこともあります。
 病気もなく食事の偏りからくる軽い鉄欠乏性貧血では、バランスの良い食事をとってください。また、鉄分を多く含む食品としては、魚介類としてまぐろ、かつお、カキ、あさり、しじみや海草類。豆類として大豆、納豆、加工品としての豆腐。緑黄野菜としては、ほうれん草、春菊、パセリ。乾物類として、切干大根、きくらげ、干ししいたけ。その他に豚レバーやプルーン、あんずなどの干し果実があります。さらに、鉄の吸収を良くするためのビタミンCも一緒にとることが大切です。
 鉄分は体内で作り出すことはできないので、食べ物から摂取するしか方法がありません。忙しい生活を送っている方はサプリメントを利用することも良いでしょう。
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ワンポイントアドバイス
 女性は男性に比べ、生理などで鉄分が失われるため、多くの鉄分を取る必要があります。また、ダイエットのため偏食しがちになり、結果的に貧血に陥ることがあります。特に生理が多い方や不正出血が続く方などは定期的にチェックすることをお勧めします。
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