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お悩み22:妊娠した妻に対する夫の役割について
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   最近では、核家族化により妊娠した妻に対する夫の役割が重要となってきました。今回は、妊娠した妻に対する父親の役割について考えてみました。
Q.1
最近のお産の背景とは?
 以前は、大家族で、親や兄弟の誰かが妊娠・出産・子育てに関する知識を持っていたため、夫は仕事の事だけを考えていればよかったのですが、現在では、ほとんどは夫と妻の二人で対応しなければならなくなりました。
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Q.2
妊婦の妊娠中の問題点とは?
 妊娠した妻がまず直面する問題は、身体的にはつわりです。ひどい場合は水分さえ取ることができない場合があり、精神的にも苦痛となります。また、初めての妊娠の方は自分が今まで良き妻であれば良かったことが、妊娠したことにより自分自身きちんと出産できるのか、出産後良き母親になれるのかという漠然とした不安に陥ります。
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Q.3
妊娠に対する父親の問題点とは?
 妊娠・出産に対してすぐには関心を持ってもらえないことです。妻が妊娠したことにより、父親になることは漠然と感じるのですが、妻のように生理がなくなり、つわりがあったり、胎動を感じたりなどの実感が無いということです。したがって、父親としての自覚は、出産後初めて自分の子供を抱いて実感することがほとんどです。つまり父親と母親では自分の子供に対する認識時期にかなりのギャップがあるのです。
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Q.4
お腹の赤ちゃん(胎教)は?
 以前より日本人は胎教という考え方から生まれる前より赤ちゃんを大切にしてきました。また最近では、人間の一生をつくる人格形成は胎内時期より始まっていると言われるようになりました。例えば、胎児の耳は妊娠24週間頃より聞こえるようになります。その頃より、お腹の赤ちゃんに語りかければ、30週ぐらいには語りかけた声に反応して動いてくれます。これは、胎内から外の音を胎児が聞いている証拠であり、語りかけに反応するのは学習していることにもなります。また、生まれる前の胎内記憶を持っている子供もいます。さらに母親の精神状態が胎内環境にも影響し、胎児の人格形成にも影響するとも言われています。
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Q.5
母親として…
 当然、産みやすい環境、育てやすい環境を自分自身で作ることが大切です。父親が、父親としての自覚を早期に持ち、妊娠している妻に対して十分理解することも必要となります。
 まず、夫に妊婦検診に参加してもらうことです。駐車場や待合室で待っているぐらいなら一緒に診察室に入ってきて超音波映像を見せてあげましょう。なかなか忙しく参加できない場合は、超音波写真やビデオを見せてあげましょう。妊娠20週になると自分でも胎動がわかりますが、夫にもお腹に手を当てればわかるようになります。さらにお腹に語りかけることによって妊娠30週ぐらいには夫の声に反応して動いてくれます。また、出産時に父親が立ち会うことが当たり前の時代になりました。出産の大変さ、そしてそれを乗り越えたあとの感動を味わわせてあげましょう。
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Q.6
父親として…
 妻が自分の子供を生んでくれることに気付いて下さい。小さな一個の受精した卵(肉眼でやっと見える大きさ)を成熟した赤ちゃんにまでお腹で育てることや出産の大変さを理解して下さい。また、子供を産んで育てるのは妻と夫の二人なのです。妻は夫が唯一頼りになる人間です。たとえ産んで1ヶ月ぐらい実家で産みの親に世話になることはあっても、いつまでも実家に頼るわけにはいきません。
 また、妻は妊娠中に妊娠・出産に対する重圧から精神的に不安定な時期もあり、突然泣き出したり、怒りだしたりするものです。これをまともに受け取って夫婦喧嘩をしても何の解決にもなりません。さらにお腹の中の胎児にとっても良くありません。
 妊娠した妻のことを理解し夫婦仲が良くなれば、妻の心も安定し、お腹の胎児にとっても良い環境になります。また、妻が妊娠中に夫や周囲の者の配慮によって十分に心が満たされれば、出産後の赤ちゃんに対して十分な愛情を注ぐことができると言われています。
 さらに分娩に夫が立ち会うことは、赤ちゃんを父親と母親が家族として受け入れ、育てていく上で家族の絆の形成に重要な一場面となります。
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ワンポイントアドバイス
 いまや核家族化により、ますます妊娠・出産に対する夫の役割が重要となりました。夫が妻を理解し手助けすることは、妻のみならず子供にとっても良いことです。
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