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| 早期流産の原因は、胎児側や母体側などのいろいろな可能性が推測されているのみで、個々の流産の原因を明確に診断することはほとんど不可能です。ただ、早期流産の胎芽や胎児あるいは胎盤となる繊毛の染色体検査を行うと、その50〜60%に染色体異常が認められます。また、染色体が正常な全ての夫婦においても相当数の胎児染色体異常が日常的におこっているため、正常な夫婦でも流産することがあります。他に、黄体機能不全として、妊娠を維持する黄体機能が悪く、黄体ホルモンの分泌が悪くて流産する可能性が言われています。後期流産は、主に母体側の原因であることが多く、特に細菌感染による原因が多いと言われています。また、習慣性流産は偶然に起こった流産と考えるよりも、夫婦の染色体異常や子宮の形態異常、内分泌異常、自己免疫異常などの母体側の原因が考えられます。 |
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| ■流産の原因 |
1.胎児側因子 |
(1)妊卵の異常(染色体異常など)
(2)胎児付属物の異常(羊水過多など)
(3)多胎妊娠 |
| 2.母体側因子 |
(1)子宮の異常(頸管無力症、奇形、筋腫など)
(2)卵巣機能異常(黄体機能不全など)
(3)その他の内分泌疾患
(甲状腺機能異常、糖尿病など)
(4)感染症 (5)自己免疫疾患
(6)その他の母体合併症 (7)染色体異常
(8)外傷 (9)放射線被曝 (10)化学療法
(11)嗜好品 (12)精神感情 |
| 3.夫婦間因子 |
(1)免疫異常(HLA適合性など)
(2)血液型不適合 |
| 4.男性因子 |
(1)染色体異常
(2)精子の異常 |
| 5.原因不明 |
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