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お悩み24:妊娠と薬や予防接種
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   妊娠中の薬や予防接種は胎児に影響を与えるため、気を付ける必要があります。
しかし、妊娠に気が付かずに薬を飲んだり、予防接種を受けてしまったりして、妊娠中絶しなければならない場合もあります。
今回は、薬剤や予防接種の胎児への影響を考えてみました。
Q.1
妊娠に対する問題点
 まず問題になるのが、妊娠中でも薬剤などに最も影響をうけるのが、妊娠初期にある点です。
特に色々な薬を飲んだり予防接種を受けたあと妊娠がわかると大変です。
これに対しては、自分自身で注意するしかありません。つまり、妊娠可能な年齢での性行為は絶えず妊娠を頭に入れる必要があるということです。
妊娠しても子供を産むつもりがなければ、人工妊娠中絶を受けるよりも避妊に務めることです。しかし、産むことも考えているのならば、当然、薬の内服や予防接種は注意が必要です。
では、どのように注意すればよいのでしょうか。
妊娠の成立
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Q.2
妊娠時期による薬や予防接種の影響
 妊娠時期によって同じ薬剤や予防接種でも影響が異なります。
a.受精前から妊娠3週末までの時期は、薬物の影響を受けた場合、(1)着床しない(2)流産して消失する。(3)完全に修復されて健児を出産すると言われています。そのため薬剤の影響は考えなくても良いとされています。しかし、風疹生ワクチンなどの薬剤に残留性のある場合は、注意が必要となります。
b.妊娠4週から7週末までの薬剤投与は、奇形を最も起こしやすい時期です。さらに、この時期は妊娠と気付かずに薬を飲んでしまったりすることが最も多い時期でもあります。
c.妊娠8週から15週末は重要な胎児の器官形成は終わっていますが、まだ慎重に薬剤を投与する時期です。
d.妊娠16週から分娩までの投与では、胎児の発育や分娩直前の胎児の適応障害、子宮内胎児死亡の原因としてあげられています。
<妊娠歴>
月経初日 受精(排卵) 妊娠反応陽性となる時期
(月経の始まる時期)
0〜6 7〜13 14〜20 21〜27 28〜34 35〜41 42〜48 49〜55
0週 1週 2週 3週 4週 5週 6週 7週
妊娠1ヶ月 妊娠2ヶ月
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Q.3
薬自体の問題点
 薬自体の問題もあります。
それぞれの薬が妊婦に対してどのような影響があるかを判定するのは、今までの投与経験と動物実験の結果が主になります。また、動物実験で異常があっても今のところ胎児に異常がない場合があり、逆の場合も考えられます。
 予防接種の場合は、基本的には妊娠中は避けるべきです。特に生ワクチンである麻疹・風疹・ポリオ・おたふくかぜ・水痘などは禁忌です。接種後、2ヶ月間避妊が必要です。
ほかに不活化ワクチンとしてはインフルエンザがありますが、生ワクチンほど問題にはなりません。
しかし、異種蛋白が母体に発熱やショックなどのアレルギー症状をおこすことがあります。妊娠初期は避けたほうがよいでしょう。
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Q.4
子供を望む女性が注意すべき点
 絶えず妊娠について注意が必要です。特に月経周期が28日〜30日の方は少しでも生理が遅れていれば要注意です。 妊娠検査薬で調べてみましょう。
しかし、生理不順にある方はなかなか初期に気付くことは困難です。あらかじめ基礎体温をつけておけば、高温期が16日続いた場合、妊娠の可能性は高いので、そのときの妊娠検査薬は陽性を示します。
薬の投薬や予防接種を受ける時は、十分に考慮してからにしましょう。
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ワンポイントアドバイス
 子供を望む場合は、自分で注意するしかありません。 また、妊娠しても、比較的安全な薬がありますので飲めないわけではありません。
専門医に相談して下さい。
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