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お悩み34: 早産とは
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   早産とは、37週以前に出産することです。
新生児の治療の進歩により未熟な赤ちゃんも助けることができるようになりました。
しかし、母親にとっては、誰もが正常な時期での出産を望みます。
今回は、原因も踏まえて考えてみました
Q.1
早産とは
 妊娠22週以降から正常分娩の37週以前に陣痛が発来し、出産に至ることです。妊娠22週以前は流産となります。
また、妊娠22週以降は、出産した赤ちゃんが生存可能な時期となります。
 
(病気がみえる10 産科から 表を改変)
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Q.2
早産の原因は
 人工早産と自然早産に分けられます。人工早産(約25%)とは、母児救命のため、人為的に出産時期を早めることであり、自然早産(約75%)とは、様々な原因により妊娠の継続が不可能となり自然に分娩に至る場合です。
また、自然早産の3分の2が切迫早産と前期破水と言われています。
その主な原因は、絨毛膜羊膜炎であるため、早産の最大の原因が絨毛膜羊膜炎となります。
さらに、絨毛膜羊膜炎の原因は、膣内の病原性細菌が繁殖(細菌性膣症)して卵膜に感染するために起こります。
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Q.3
切迫早産とは
 妊娠22週以降から37週未満に規則正しい腹満があり、時には少量の出血や水様性のおりものを認めます。
そのままにしておくと陣痛が来て出産に至ることがあります。
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Q.4
前期破水とは

 本来、赤ちゃんは卵膜に包まれ、羊水に満たされ中にいます。
破水とは、その卵膜が破けることをいいますが、正常な破水は赤ちゃんがお腹から出ようとしているときに破れます。
前期破水とはいまだ子宮口も開かず、陣痛もない時期に破水する場合を言います。

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Q.5
絨毛膜羊膜炎とは
 膣の中の病原性細菌が子宮口より卵膜に上行性に感染することでおこる炎症性疾患で、子宮口がやわらかく開きやすくなったり、子宮収縮を起こしたり、破水などを起こし切迫早産となります。
 
(病気がみえる10 産科から 図を改変)
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Q.6
細菌性膣症とは
 膣内に乳酸桿菌(にゅうさんかんきん)を主とする正常な細菌が減少して病原性細菌が増加した状態を言います。症状は黄色い臭いのあるおりものもが増加します。
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Q.7
どのような症状に注意が必要ですか
 当然、切迫早産の症状は注意が必要です。
妊娠中期になると妊娠経過が順調な方でも1日2〜3回の腹部緊満をみとめますが、5〜6回以上あれば一度診察を受けるべきでしょう。
破水の場合はパットがべたべたとなりすぐ気づくことができますが、少量の水様性のおりものが続く場合も破水の可能性があるためすぐに診察を受ける必要性があります。その時にお風呂には入らずに来院することが大切です。
また、黄色い臭いのあるおりものの増加は、細菌性膣症です。早期に治療することが早産の予防になることが報告されています。
特に妊娠中期では、妊婦検診で内診台にあがることが少ないため医師がすぐに気づかない場合があります。
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ワンポイントアドバイス
 早産の主な原因として、細菌性膣症から絨毛膜羊膜炎を経て起こることがわかってきました。これらの初期症状は、自分自身で気づくことができます。
元気で成熟した赤ちゃんを産むために注意しておきましょう。
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